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大学生のAmazon利用におすすめ!学生向けクレジットカード徹底比較

大学生のAmazon利用におすすめ!学生向けクレジットカード徹底比較

大学生活において、講義で使う専門書や日常的に消費する日用品、あるいは趣味のガジェットやファッションアイテムなどの購入で、Amazonを利用する機会は多くなります。その際、支払い方法を現金やコンビニ払い、あるいは代金引換にしていると、支払いごとの手数料がかかるだけでなく、本来得られるはずのポイント還元の恩恵を受けられず、長期的には損をしてしまいます。

Amazonで買い物をする大学生や専門学生にとって、クレジットカードの利用は節約と利便性を両立させるための必須条件と言えます。本記事では、Amazonを頻繁に利用する学生に向けて、最適なクレジットカードの選び方と、おすすめのカードを徹底比較して紹介します。Amazonでお得に買い物をしつつ、キャッシュレス生活を賢く始めたい学生はぜひ参考にしてください。

学生向け!Amazonでお得なクレジットカードの選び方

Amazonでの買い物をお得にするためには、数あるクレジットカードの中から自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

特に学生が初めてのクレジットカードを選ぶ場合、以下の3つのポイントを基準にすることで、発行後の後悔や失敗を防ぐことができます。

Amazonでのポイント還元率を比較する

クレジットカード選びで最も重視すべきなのが、Amazon利用時のポイント還元率です。一般的なクレジットカードの基本還元率は0.5%程度ですが、特定のカードを利用したり、条件を満たしたりすることで、Amazonでの利用時に還元率が1.0%〜2.0%以上に大幅アップするカードが存在します。

例えば、カード会社が独自に運営するポイントアップモール(経由するだけでポイントが倍増する専用サイト)を活用すれば、効率よくポイントを貯めることが可能です。少しの還元率の違いでも、大学4年間のトータル購入金額で計算すると数万円分の差になることもあるため、還元率には徹底的にこだわりましょう。

在学中も卒業後も年会費無料のカードを選ぶ

学生にとって、毎年のクレジットカードの年会費の負担はできるだけ避けるべきです。幸いなことに、学生向けのクレジットカードや若年層向けのカードの多くは「在学中無料」や「条件なしで永年無料」といった優遇措置がとられています。

ここで注意したいのは、卒業後の扱いです。「在学中のみ無料」のカードは、社会人になった途端に年会費が発生することがあります。卒業後も永年無料が継続されるカードを選べば、社会人になっても余計な維持費を気にすることなく、メインカードとして長く使い続けることができます。

学生限定特典の有無を確認する

クレジットカードの中には、学生の特権とも言える特別な優遇措置を設けているものがあります。例えば、対象の動画・音楽配信サービスなどのサブスクリプションサービスの支払いでポイント還元率が大幅に上がるもの、携帯電話料金の支払いでボーナスポイントがもらえるもの、卒業旅行や留学の際に役立つ海外旅行傷害保険が手厚く自動付帯するものなど様々です。

自身の学生生活や趣味に直結する特典があるかを確認することで、カードの価値をさらに高めることができます。

Amazonを利用する学生におすすめのクレジットカード4選

ここからは、Amazonをよく利用する学生に自信を持っておすすめできるクレジットカードを4枚厳選して紹介します。それぞれのカードの特徴と強みを比較し、自分に最も合った1枚を見つけてください。

JCB カード W/JCB カード W plus L(Amazonで高還元)

JCB カード Wは、18歳以上39歳以下限定で申し込める年会費永年無料の高還元カードです。基本還元率が通常のJCBカードの2倍(1.0%)と高く設定されており、最大の魅力はAmazonとの相性の良さです。

JCBが運営するポイント優待サイト「J-POINTモール」を経由してAmazonで買い物をすると、ポイントが複数倍になり、Amazonデバイスでの買い物でJ-POINT最大2倍などの還元を受けられます。

Amazonを頻繁に利用する学生にとって、最も効率よくポイントが貯まる強力な1枚です。女性向けの「JCB カード W plus L」なら、女性特有の疾病をサポートする保険に少額で加入できるなどの追加メリットもあります。

三井住友カード(NL)(対象のコンビニ・飲食店で高還元など)

三井住友カード(NL)は、券面にカード番号が印字されないナンバーレスデザインを採用しており、周囲に番号を盗み見られる心配がなくセキュリティ性が高いカードです。

最短10秒でアプリ上にカード番号が即時発行されるため、今すぐAmazonで買い物をしたい新入生にも最適です。特筆すべきは「リワードアップ U25」という独自のプログラムです。

対象のサブスクリプションサービス(Amazonプライムの会費も対象)や携帯電話料金の支払いでポイントが大幅に還元されます。また、対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと7%のポイントが還元されるため、Amazonだけでなく通学時の買い物など汎用性の高さが圧倒的です。

楽天カード(Amazon以外の汎用性が高く使いやすい)

楽天カードは、日本で最も使われているクレジットカードの一つで、年会費永年無料で基本還元率が1.0%という安定感が魅力です。Amazonでの利用でも常に1.0%の楽天ポイントが貯まります。

Amazon特化型のカードに比べるとAmazon内での還元率は劣る場合がありますが、楽天市場や街の加盟店(ドラッグストア、ファストフード店など)でポイントを貯めやすく、かつ楽天ペイを利用することでポイントの使い道に困らないという圧倒的な汎用性を持っています。

初めてのクレジットカードとして、Amazonを含めてどこでも安定してポイントを貯めたい大学生におすすめです。

学生専用ライフカード(海外利用やキャッシュバックに強み)

学生専用ライフカードは、その名の通り大学・短大・専門学校に在学中の学生のみが申し込める特別なクレジットカードです。Amazonでの基本還元率はそこまで高くありませんが、最大の特長は、海外でのショッピング利用総額の3%が後日、登録した日本の銀行口座に現金でキャッシュバックされる点です。

誕生月にはポイントが3倍(還元率1.5%)になるため、Amazonでの高額なパソコンや家電の買い物は誕生月にまとめるという賢い使い方が有効です。

Amazon Mastercardと一般カードはどちらが学生におすすめか

お金の計算のイメージ
beauty-box/shutterstock.com

Amazonをよく使うなら、Amazonが発行する公式のクレジットカード「Amazon Mastercard」を選ぶべきか迷う学生も多いでしょう。ここでは一般のクレジットカードとどちらを選ぶべきか、具体的なメリットとデメリットを比較します。

Prime Student会員ならAmazon Mastercardも選択肢

Amazon Mastercardは年会費永年無料で、Amazonでの買い物において基本1.5%還元、プライム会員(学生向けのPrime Student会員含む)であれば2.0%還元という高い還元率を誇ります。

最大の特徴は、カード利用で貯まるポイントが直接「Amazonポイント」としてアカウントに自動加算される点です。ポイントの移行手続きなどの手間が一切かからず、次回の買い物の際に1ポイント=1円としてすぐに使えます。

Amazonの超ヘビーユーザーであり、在学中は常にPrime Studentに加入し続ける予定の学生であれば、メリットの大きいカードと言えます。

汎用性とポイントの使い道で比較する

Amazon Mastercardの弱点は、Amazon以外の店舗(コンビニやスーパー、ネットショップなど)での利用還元率が1.0%にとどまる点と、貯まるポイントがAmazonポイントに完全に限定される点です。Amazonポイントは現金化したり、他社のポイント(dポイントやPayPayポイントなど)に交換したりすることができません。

対して、JCB カード Wや楽天カードなどで貯まるポイントは、他社ポイントへの交換、マイルへの移行、あるいは街のお店でのスマホ決済に充当するなど、使い道が多岐にわたります。

Amazon以外でのカード利用頻度が高い学生や、ポイントの自由度を重視する学生は、Amazon Mastercardよりも一般の高還元カードを選ぶのが賢明です。

学生がクレジットカードの審査を通過するための注意点

大学生や専門学生が初めてクレジットカードに申し込む際、「アルバイトをしていないから審査に落ちるのではないか」と不安に感じる方も多いでしょう。しかし、学生は将来の優良顧客として期待されているため、カードを作りやすい属性だと言われています。以下の点に注意して申し込みを行えば、過度に心配する必要はありません。

職業欄は必ず「学生」を選択する

申し込みフォームを入力する際、自身の職業を選択する項目があります。ここでアルバイトをして収入があったとしても、「フリーター」や「パート・アルバイト」ではなく、必ず「学生(大学生・専門学生など)」を選択してください。

クレジットカード会社は学生に対する独自の柔軟な審査基準を設けており、学生本人の収入だけでなく親権者の収入を背景とした信用力があるとみなされるため、職業を「学生」と申告することで格段に審査に通りやすくなります。

キャッシング枠は0円で申し込む

クレジットカードの機能には、通常の買い物に使う「ショッピング枠」と、ATMなどから現金を引き出してお金を借りる「キャッシング枠」の2種類があります。

申し込み時にキャッシング枠を希望すると、ショッピング枠とは別に貸金業法に基づく厳しい審査が行われるため、審査通過のハードルがグッと上がってしまいます。

スムーズに審査を通過するためには、学生のうちは原則としてキャッシング枠を「0円(希望しない)」に設定して申し込むことを推奨します。どうしても現金が必要な場面がなければ、キャッシング枠は設定しなくて問題ありません。

まとめ:ライフスタイルに合わせてAmazon最強の1枚を選ぼう

Amazonを日常的に利用する大学生にとって、クレジットカードは日々の節約と利便性を両立させるための必須アイテムです。

ポイント還元率とAmazonでの相性にこだわるなら「JCB カード W」、サブスクリプションの支払いやコンビニでの圧倒的な還元率、そして即時発行を求めるなら「三井住友カード(NL)」、海外への卒業旅行や留学の予定があるなら「学生専用ライフカード」など、自身の学生生活のスタイルや目的に合わせて最適な1枚を選びましょう。

自分にぴったりのカードを手に入れて、充実したキャンパスライフを送ってください。

参考情報

LIMO&クレカ編集部
執筆者

LIMO&クレカ編集部

LIMO&クレカは、お金の専門家によるクレジットカード選びのポイントや最新マネー知識をわかりやすく解説しています。プロの実経験と信頼できる一次データを活用し、ライフステージに合わせた最適なクレジットカード選びに役立つ情報を発信しています。
宮野 茉莉子
監修者

宮野 茉莉子2級FP技能士/一種外務員資格

1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、投資信託、債券、保険商品などの販売を通じてリテール向けの資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』の編集長であり、LIMOでも記事を執筆している。楽天カード株式会社が運営する「みんなのマネ活」にて記事の執筆経験あり。
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